泡盛について-沖縄の泡盛

泡盛(あわもり)について

泡盛とは

泡盛(あわもり)とは、米を原料として、黒麹菌(アワモリコウジカビ)を用いた米麹である、黒麹によって発酵させたもろみを蒸留した蒸留酒で、沖縄の特産品である。原料の米は、日本酒と異なり、インディカ米であり、主にタイ産の砕米が用いられる。3年以上貯蔵したものは古酒(クース)と呼ばれます。

 

戦前には、鹿児島県奄美地方でも製造されていたが、現在は作られていない。また本場泡盛・琉球泡盛の商標をつけることができるのは沖縄県で作られたものだけとされている。

 

なお、製造時の副産物であるもろみ(酒粕)は加工され「もろみ酢」として販売されている。近年の健康ブームの中で人気を得ています。

 

ウイスキーやブランデーと同じ蒸留酒ですが,酒として飲まれ始めたのは,それらの酒より百年以上も前からで,いわばウイスキーの兄貴分にあたり、本土の本格焼酎の源流であるというのが定説なんだそうです。

 

樫樽にねかすウイスキーやブランデーと違って,カメやタンクで熟成させる泡盛は無色透明で,そのため米の風味が生きているのが特徴です。

 

製品には「本場泡盛」と表示され,アルコール分30度,35度,40度,43度やマイルドとうたった25度以下のものなど飲み方や好みに応じて選ぶ事ができます。なかでも3年以上熟成させた泡盛は古酒(クース)と製品にうたわれ,珍重されています。

 

また、泡盛は昔から唐米(とうぐみ)というインド種の米を使ってつくられていました。1420年からはじまったシャム(現在のタイ国)との貿易で泡盛の製法が沖縄へ伝えられたといわれますが,その伝統をまもり,米の輸入が制限されている現在でもタイ国からインド種の米を輸入し,泡盛をつくり続けているんです。

 

なお,われわれが食べている日本種の米の形は丸く,軟質なのに対して,インド種の米は細長く,硬質で,麹がつくりやすく,また泡盛に独特の風味を醸し出してくれるのです。

 

 

泡盛の美味しい飲み方

一般的にはウイスキーと同じ,ストレート,オン・ザ・ロック,水割り,お湯割りで飲まれます。水やお湯で割っても伸びが効き,美味しくいただけるのも泡盛ならではのことです。(管理人はもっぱら水割り派ですが、たまにロックで頂くとまた違う味わい方も出来ちゃったりします。)

 

一般に酒はアルコール分の低いものを先に飲み,順次濃いものへ移って行くというのが常道ですが,伸びの効く泡盛は,あまりこれにこだわる必要はありません。この泡盛の利点を活かして,飲みはじめはやや濃いめとし,酔いがまわるにつれて薄く割っていくのが,美味しく,かつ健康的な飲み方でしょう。(超おすすめですですよ)

 

永年熟成させた古酒は,まずストレートで芳醇な香味を味わうことをお勧めします。また,シークヮサーの果汁を加えた泡盛のソーダ割りなど,泡盛をベースとしたカクテルをつくってみてはいかがですか。

 

もし親しい人と旧交を温めながら飲むとすれば,やちむん(焼き物) などの小盃で差しつ,差されつするのもよいでしょう。そのとき使う本土の徳利にあたる酒器にカラカラがあります。これに予め好みに応じて水または熱湯で割った泡盛を入れて盃に注ぎます。

 

その他に泡盛を飲むことで、ストレスの解消になり,睡眠を深くし,太ることなく,肌も美しくなるでしょう。

 

ただし,女性の場合,女性ホルモンは肝臓におけるアルコールの分解を妨げる作用をもっており,皮下脂肪にアルコールが溶けて残留することも考えると女性は男性より控え目にお酒を嗜む方がよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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