黒蝶パール(ホエールテール)携帯ストラップ(7mm)
黒蝶パールとは
数ある真珠貝の中でもクロチョウ貝だけしか生み出すことのできない黒蝶真珠。クロチョウ貝40万個に1個といわれる天然の黒蝶真珠は、その類稀なる希少性ゆえに「まぼろしの真珠」といわれていました。
120年以上も前から行われている真珠の養殖(アコヤ真珠)ですが、黒蝶真珠の養殖は困難を極め一時は不可能といわれていました。しかし、昭和28年に琉球真珠(株)の創始者である渡嘉敷進氏が世界で初めて養殖に成功し、その後、18年もの歳月をかけて黒蝶真珠の量産を実現しました。その技術を海外の技師に指導したため、現在では海外産の養殖真珠も存在しますが、琉球真珠(株)では、海外で一般的な「自然採苗」は行わず、あくまでも良質な真珠を生み出す可能性のある母貝だけを人工孵化増殖させるという「人工採苗」にこだわっています。琉球真珠(株)が認めた石垣島川平湾産・西表島舟浮産・今帰仁産の3箇所だけで徹底的に管理されて大切に育てられています。このような沖縄での真珠養殖業を断念することなく完全養殖に成功した渡嘉敷進氏は平成17年度に日本の真珠業界では初の「黄綬褒章」を天皇陛下より受勲いたしました。
大きなサイズ、多彩で神秘的な色の数々、そして深い輝きが魅力の黒蝶真珠。黒蝶真珠とはタヒチをはじめとする南洋の海で養殖されています。あこや真珠に比べて珠が大きいのは、あこや真珠の母貝である「あこや貝」に比べ、黒蝶貝のサイズが大きいからです。
クロチョウガイ(黒蝶貝)とは
世界の暖かい海に広く分布している貝です。この貝から取れる真珠で上質な珠の特徴は『ピーコック・グリーン』というその名も孔雀の羽の緑色のように見る角度によって色彩が変わる深い緑色をした円形真珠です。
黒蝶貝の貝殻の裏側を見てみると、全体的に輝きの強い銀白色で周縁部は緑や赤を含んだ黒っぽい色です。この色が黒真珠の色を作り出している秘密です。黒蝶真珠の色は染められた色ではなく、貝が持つ赤、緑、黄色の色素が混ざり合ってダークグリーンをはじめ、さまざまな色を織り成しています。
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