琉球ガラスの歴史は明治時代に始まり、様々な生活用品を生み出してきました。戦後の物のない時代にも廃ビンを利用して脈々と受け継がれ、本格的な技法と材料に恵まれた現在では、暮らしに溶け込む色彩美・造形美ともに高く評価されています。
浮き玉とは戦前から“海人(うみんちゅ・漁師)”が定置網や仕掛の目印に使っていたもので、大きな物では直径1mもありました。現在ではグラスファイバー製のブイが取って代わり、今ではほとんど目にすることはありません。
沖縄の歴史・文化を語る上で無くてはならないもの、生活用品から芸術品に昇華した「琉球ガラス」と海人の想いがつまった「浮き玉」この2つを原点に“ちゅら玉”は生まれました。